主張とか上から目線とか

ちょっと前に,本をたくさん読む中で思ったこと.
「価値観を押し付けないでくれ!」
彼らは本を書くくらいなので,自信満々に主張する.
正しいこともわかるし,経験に基づいていることもわかる.
それでも,全部が正しいわけではないだろうし,
全ての人にとって正しいわけではないだろうし.


彼らは別に押し付けているわけではないだろうけれど.
人の意見に左右されやすい自分としては,
「価値観を押し付けないでくれ!」
と叫んでおかなくてはいけなかったんす.


一歩引いて冷静に見て,いいと思うところは吸収するし,
どうかなと思えば無視するし.




さて,自分が逆の立場であるとき.
「自分が正しい」という立場で,他の人を否定的に見ているとき.
「上から目線」になっているとき.
果たしてアドバイスするのがよいのか.はたまた「自分が正しい」と思っている考えが本当は人それぞれで,アドバイスのつもりが,ただの価値観の押し付けかもしれなてくて,「上から目線」になってること自体が間違いかもしれず.


押し付けられたくないし,押し付けたくないし.
そいう距離のとり方は,はたまた真の思いやりではないのか.はて?
相手と状況によるかな.
「上から目線」はなくす方向で.