海について & [camera]撮影実習「海へ」

そうだ,海について書こう,と帰りの電車の中で思ったのは,
昨日,風邪を引いて,嵐が来る直前の荒崎に行ったからだ.
課題だった撮影を行う.
あっという間に6本を撮り終えてしまった.


スティルライフの舞台が明記されていたかどうかは覚えてないのだけれど,
主人公が雪が降る中,空に上っていく感覚を覚えたのは,
こんな岩場だったのではないかな,と思う場所を発見した.
雪は降っていなかったけれど,曇った空の重さが,そんな風だった.


海のことを考えると,怖いよね.
と,とある友人が言っていて,私はとても共感した.
自分が泳げないのもあるかもしれないけれど,
あの足のつかない沖まで行ったら溺れてしまう,とか
あの沖の先は,深くて深くて,どこまでも深いのだ,とか
考えると,なんだか,そわーっと怖くなる.


ときどき,海を見に行きたくなる.
なんだか大きいものが見たくなるとき.
疲れたとき?
感動したいとき?
心をからっぽにしたいとき.


いつか夕陽を見に行こう.



荒崎